頑張るとは…?

20年以上音楽教室の講師をしておりますが、20年もやっていると子供達の雰囲気、取り組み方も随分変化しました。

近年は自己肯定感が重視される傾向にあって「出来ている事を褒める」という教育が学校園の現場で多くみられます。

当教室でも「出来た事」は褒めます。…が既にできている事は褒めません。あくまで新しい事が出来た時に褒めています。

子供達から「今出来ることをやればいいよ。出来なくてもいいよ。」と言われる、とよく聞きます。確かに今出来ている事は大切です。しかし「出来ないこと」を放置していいわけはありません。

出来ないことに取り組む=頑張る(もしくは頑張らないと出来ない)は極端な目標でない限り必要な事ではないかと考えます。

レッスンで「頑張った事がない」と口にするお子さんを多く見るようになりました。そういう場面では「頑張るとはどういうことか」という事を実戦します。

頑張ってこれまで出来なかった事が1つ出来た時。子供達はとても良い笑顔を見せてくれます。頑張る事は決して楽しくありませんし、出来なくて悲しくなることもあります。悲しそうなお子さんの様子を見るのは辛い時もあります。

ただ、そこで諦めるのではなく、例え結果として目標までたどり着けなくても一度は一生懸命頑張るという過程を踏むと子供達は大きく成長します(*^▽^*)

当教室では生徒さんに沿った小さな目標を度々設けて一緒に取り組みます。出来ないことに取り組むので嫌がるお子さんもいますが一緒に取り組んで達成できた時は一緒に喜びます♪子供達と一緒に成長出来ればな、といつも思いながらレッスンに取り組んでいます!(^^)!

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